以下は、平野啓一郎と日野啓三との対談からの引用:
日野:もし書く前にこのぼくが思っていたことしか書いていないのなら、そんな小説は読む必要もない。書く前に考えていなかったことが、書いている途中で一種の霊的体験として出てきたら、それはいいものだし、何を考えて書いたかなんて質問は無意味ですよ。
これは、「書くことがなくなってからが、書くことの始まり」と言っている古井由吉と同じことを言っているのだと思う。
つまり、これが「本当の創作」である。
2011-09-15 00:57
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