「サライ」、1992年10月15日号を、私は悦び勇んで買った。「愛読書は辞書」という特集を組んでいたからだ。著名人や一般人だが蒐集家であるという人たちが、「私にとって辞書といえばこの一冊」というようなことを語っていた。
この号はその後何年か保存しておいたのだが、いつしか引越しの折りかなにかに処分してしまったらしく、いまは手許にはない。それでも、
「これまでに読んできた日本語のすべてが、私にとっては辞書といえます。」
というリービ英雄のことばが、いまだに忘れられない。
2011-08-22 00:51
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
共通テーマ:本
コメント 0