死と生

・生死の向こう側に涅槃があるのではなくて、生死の真っただ中にこそ涅槃寂静と安心立命があるのだ。

以上、有福孝岳著「『正法眼蔵』の心」より


・虚と実、死と生、夢と現の境界を果てしなく越境し、文学の可能性を尽くした畢生の傑作。

以上、古井由吉著『仮往生伝試文』(新装新版)の帯より


「境界を果てしなく越境」する運動が、すなわち、「真っただ中にある」ということになるのだろう。
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