書評と印税

8月26日の日刊ゲンダイに『骨董』の書評が掲載されましたので、以下に転載します。

春まだ浅いころ、本に呼ばれて私は「春の詩一〇〇選」を買った。ひどく引きこまれたが、その後、本が見当たらなくなった。ある時、友人の父親が食器棚の上に置いた骨董の茶碗が、そこにあるのに見えなくなった。
「何気なく目に入っているのに、見る側のなかのイメージがわずかずつ変化することがあるようで、いつの間にか、そのものがそのものらしくみえなくなってくる境があるらしい」と友人は言う。(「骨董」)
主題作ほか9編を収録した幻想的な短編集。


また、8月30日に『骨董』の印税として22,800円が振り込まれました。
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