以下は、池田晶子と石川好の対談「考える不思議、「常識」の不思議」(池田晶子著『魂とは何か』所収)からの引用:
池田:言霊の国ですからね。古井由吉さんの文章ってそうでしょ。魂がごちゃごちゃに入り込んできて
いて、主語がどこにあるのだかわからなくなっていて。
「魂がごちゃごちゃに入り込んできていて」というあたり、古井由吉には『招魂としての表現』(福武書店・1992年)という著作があるくらいだから、あながち的外れでもないとおもう。
2011-09-12 01:04
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