人が、「ある人を信じる」という場合、その実態とはどういうものだろう。
往々にして、それは、「その人の言葉を信じる」というのと同義ではないか。
三浦しをんの『舟を編む』という本がそれなりに売れているようだ。
辞書の編纂に携わる人々を描いたものという。
「人の言葉が信じられない」ので、「せめて小説のなかだけでも・・・」、というのは考え過ぎか、あるいはぼくひとりの被害妄想か・・・。
なにやら、「バベルの塔」まで思い起こさせられる。
それも、「ひとりとして誰とも言葉が通じ合わない、身も凍るような世界」を・・・。
2011-12-05 00:17
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