シングルマザー

昨夜テレビをみていたら、福島で原発の放射能の影響を受けている地域に住んでいる母子が出てきた。

「好きで福島にとどまっているわけではない。子どもへの影響が一番心配だが、将来子どもになんらかの影響が出たとしても、できるだけのことはしたんだからね、と胸を張って言えるようにしたいのに、行政はなにもしてくれない」というようなことを言っていた。

ぼく自身、自分が20歳のときに両親が離婚したが、たとえおとなになってからの離婚であれ、お互いが尊敬し合っている両親だったらなあ、と思わされることが、両親が年を取ってきた最近になってしばしばだ。

福島のあの母子は、離婚の子どもへの影響をどう考えているのだろう。
もちろん好きで離婚したわけではないだろうし、母親だけの責任ではなく元夫にも責任はある。

しかし、放射能の影響だけでなく、両親の離婚をも受け止めていかなければならない子どもが不憫だった。

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