本との出会い

きのう時間つぶしのつもりで入った書店で、舟木亨著『メルロ=ポンティ入門』(ちくま新書・2000年)という本を見つけ、買ってしまった。
20年ほど前にはメルロ=ポンティをよく読んでいた(理解していたかどうかは別)。
2年前くらい前からは、ちくま新書は書店で棚を結構よく見ていたのに、この本は知らなかった。

2箇所の引用と「目次」を抄録する。

(表紙から)
……メルロ=ポンティは、知覚やしぐさの原始的な経験から出発して世界と歴史を捉えなおし、真理の意味をあきらかにしようとしていた。ヒーローや愛など「人生の意味」をテーマにしつつ、かれの問題意識を問いただしていこうと思う。

(巻末の紹介文から)
世界は何でできているのか、という問いから発し、現代思想が抱える全射程をカバーするメルロ=ポンティ哲学の核心に迫る入門書。

(目次)
序章
 哲学に入門する

第1章 ヒーロー

第2章 愛

第3章 思考と実践

第4章 真実を語ることば
 ことばの意味
 ことばについてのことば
 しぐさとしてのことば
 意味の哲学
 概念
 ことばの起源
 ことばと言語
 言語の歴史
 わたしは語る

終章

メルロ=ポンティ(1908~1961)


長命であれば、「ノーベル文学賞」をもらえたかもしれない、などと、ぼくはひとりでおもう。
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